MHRの雑談部屋

日常を書き記すお部屋。

人形道化

穴に飛び込んだその先に

見つけたその楽園は
どこか美しいようで
どこかボクに狂気を授けるーー。


虚像の宝に惑わされ、払った対価は六文銭
安易に手を出すほどに、死は僕らのそばにあり。
抜け出した闇夜より、招かれたのは黒の道化、観察眼は未熟なり。
そして沈んだ永遠(とわ)の闇。聡明ゆえに策を立てるも実行するほど聡くない。

結局、僕らの命は楽園に消えて。
桃の木はまた黒く染まるーー。


ああ僕らの負けなのか。
運命は残酷に。反転したユートピア
思い返せど生まれる復讐心(こころ)。
ぶつける先は、ああ、お前かーー。


黒く甘い死の味を、幸福(まぼろし)と引き換えに。
命と恋の駆け引きは、両者とも叶わずに。
警戒こそが我が自衛と、侮った結末は。
丑三つ刻に身体が、五寸の釘で打たれ死ぬ。
楽園の抜け道は、探せど未だ見つからず。
そうして希望を失って、自ら首を縄にかける。

落ちて生まれ変わり、心は違う色に染まりゆく。
そうして自らを、死に近づけてーー。

 

結局、また、負けるのか。
残った最後の”僕”は。
操られた運命に逆らえず。
再び命を投げ出してーー。

 

高らかな笑いが楽園に響く。
残った最後の”ボク”は。
捨てた仲間を刻み込み。
一筋の水を流す。

 

正直ゆえに、誰もボクを止められなかったのだ。

もしも嘘つきがいるのなら...誰かボクを止められたのか...?

 

誰も止められやしない!後悔などもう遅い!
空想を編み出して、感情(かなしみ)を押しのけて。
刻まれた仲間を見ても、
魂は還らない。

 

ならば、魂の迎えを待とう。

 

正直に、永遠にーー。