MHRの雑談部屋

日常を書き記すお部屋。

扁桃炎でござい

タイトル通り。

 

 

扁桃炎のなりかけとの診断でした。

 

 

無理したら軽く40℃は超えるらしい()

 

 

インフルじゃないだけマシだよねー...

コミ1と例大祭は潰したくないから休んでます。塾あるけど。

 

 

GW寝たきりは御免だから( ゚д゚)

 

カゼには気をつけましょう(*'ω'*)

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これから

日常を記していこうと思うよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それだけだよ。

葬迎

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「葬迎 〜最期の物語〜 」
final story

music:「凋叶棕」 葬迎
story:蓬莱人形
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
永きに渡る日々の果て。消しきれない記憶の深層の底から、

どこか歪なその人形たちが、いつか連れ立って迎えに来るのだ。

 

何処までもーー。

 

墓標に刻んだ、かつての亡骸。
そうして1人だけ生き永らえても、記憶となって残り続ける限り、必ずどこかで探し出される。

 

逃がさないーー。

 

悲鳴が、暗闇に響く。

ああ、ボクの心に刻んでおいた墓標から、人形たちが無数に出て来るのだ!


暗闇の向こうから、屠ったはずの幻想が 、
その身のもとへと、今手を伸ばして。

―嗚呼、命取り。

 

さあ、こっちへおいで。
みんなでキミを呼んでいたんだ。

 

さあ、手の鳴る方へ。
何も怖くなんかないからね。


さあ、こっちへおいで。
みんながキミを待っているんだ。


さあ、手の鳴る方へ。
キミだけ仲間はずれになんてしないからね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー愛されたピエロは、いつしか絶望に落ちた。

さあ、その手を取って愛の告白を。
それか、このまま誓いを交わそう?

捨てた方は忘れたとしても、捨てられた方は、永久に忘れはしないんだ。


ーーわかったろ?


正直者の”名残”が、強い妄執に裏打たれて...

仲良しの幻想にずっと縋っては、


ああ、い の ち と り。


さあ、もどっておいで。
僕らがお前を忘れるもんか。

さあ、この手を取って、
このすばらしい楽園へ。

さあ、もどっておいで。
僕らがお前を手放すもんか。

さあ、この手を取って、
どうせ帰る場所はここしかないんだからね。


ねえ、僕だけは、キミのこと。 誰よりも大事に思っていたんだよ?わかってよ。

 

今ならきっと、言えるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今度こそ、終わらない、人形戯曲(あそび)を、始めよう!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ああ、助けて!

そう叫ぶボクの声は無残に響くのみ。

一度犯した過ちはもう戻せない。過去に封じて墓標を刻んだ人形たちが、還ってくる!

そして、ボクは人形に取り囲まれる。


―さぁ、捕まえた。

さあ、一緒に行こう?
もう一度みんなでやり直そうよ。

 

さあ、一緒に帰ろう?
どこでもずっと一緒だからね。


さあ、こっちへおいで。
何も怖くなんか無いだろう?

さあ、一緒になろう 。

死んだって

終わりになんて

ならないん

だから

ね?


絶対、離れないから。

最後に僕らが得をするんだ。

絶対、逃がさないから。

こうして、最後には、大団円(ハッピーエンド)へ。

絶対、離さないから。

この
楽園
から
逃がさ
ないよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステキな幻想郷(はかば)で

 

 

暮らそうよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ーおかえり、楽園へ!

墓標 2

「墓標 〜終わらない物語〜」

music:「凋叶棕」墓標
story: 蓬莱人形 C-62


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ボクこそが、最後の勝者なのだーー。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

正直者のいなくなった楽園。惨劇の記憶は、もはや誰の心にも残っていなかった。

ただ、ひとりを除いてーー。

そう、これは、”心”に刻み込む、墓標。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ああ、もう、そこには誰もいないんだ。

だから、

もう、そこには君もいやしない。

そこに、ただ在るのは。

二度と生を刻むことのない骸ーー。

彼らの希望の楽園は、ただひとりの手によって、絶望のラクエンへと堕ちた。
そのピエロの心の奥に刻まれた墓標は、永遠に消えることはない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.
首と体とは離れ離れにーー。

この瞬間から、僕は死を刻み始めた。僕は、目の前にあった”蓬莱の玉の枝”にすべてを奪われてしまったんだ。
その枝の姿は、まるでピエロだった。

永遠の復讐を誓い、僕は勝者への絶望(プレゼント)を作り出す。

受け取ってよ、ほら。仲間に戻ろう?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.
知らぬ者について行く報いーー。

僕は、土砂降りの雨の中、巫女に心を動かされ、ついて行ったんだ。

そうしていつか、巫女の姿は消えてしまった。代わりに現れたのがピエロだ。
そして僕はそのピエロに連れ去られ、常闇に閉じ込められた。

そのまま、僕は永遠の暗闇に落ちた。

お前も、暗闇へ落ちろ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.
若き過ちは止められないーー。

あの時、僕はとても退屈だった。みんな、お酒とかいうものを飲んでいる。どうやら僕は飲めないらしかった。他に食べ物も飲み物もなく、暇を持て余していた。

そして、みんなの目を盗み、僕は外へ出た。

でも、忍び寄る影には気づけなかった。

そうして僕は最初で最後の過ちを犯したのさ。

でも、もう大丈夫だ。暇なんて腐るほどある。幸福ならいくらでも作り出せる。

さあ、勝者には、最高の絶望を捧げよう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5.
出口は永遠にーー。

こんな恐ろしいところには、もはや、一刻たりともいられない。

僕はその思いに身を任せ、森の中を走り回っていたんだ。でも、いくら走っても楽園の出口は見つからなかった。

そうしてその足を。
自ら死地に追いやる愚か者と化すはずだったのに。

僕は生まれ変わってしまった。神は僕に微笑んだ。

さあ、敗者には 死 を贈ってやろう!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6.
暗闇から抜け出せないーー。

僕ら5人は暗闇にいたんだ。ピエロにさらわれたんだってね。この時もう僕はわかっていたよ。誰が”ピエロ”なのかね。
そして、彼らは脱出計画を企てた。成功するに決まっている。閉じ込めた彼自身がここから出ようとしているのだからな。

でも、僕は逃げなかった。逃げることは愚かだと言われていたから。それは僕が最も聡明であるからこそ。

そうして予想に反し、計画は成功に終わり、ピエロは僕の背後から、魔法をかけた。

そう、永遠に闇へ葬る呪い。

その魔法、貴様にも刻んでやる!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10.
偽りの惚れ薬ーー。

僕は、幸福に命を奪われた。苦かったコーヒーが、わずかに甘かったことには気づけなかったのだ。

まさか惚れ薬だとは思わなかったよ。
こうして僕はピエロに恋して幸せに死んだんだ。

ーー絶望への惚れ薬は、いかが?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
11.
見たーー。

ああ、僕は見てしまった!仲間が殺されていくさまを。
もう、僕も殺されるだろうと思いながら、必死に犯人を探していたんだ。
僕は最も警戒心が強かったから、部屋も分けて、食事も自分で用意した分しか食べなかった。

そして、いつかの夜、僕は四肢の痛みで目を覚ました。釘を打つ音が大きく聞こえ、そのリズムと同じ速さで僕の体が痛んだ。

そうして僕は気づいたんだ。体に釘が打たれていることにね。

いつしか、最後の釘が眉間に当てられた時...。

勝者の顔が、見えたんだ。

さて、勝者には釘を打たなくちゃね...?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
12.
早起きは三文の得ーー。

誰よりも早く起きた僕は、誰よりも早く眠りに落ちたんだ。そう、永遠に。
きっとハムエッグに何か盛られたに違いない。
僕は今でも後悔している。なぜ、二人になるまで気づかなかったのか、とね。
こうして、僕を含めた正直者はすべて消えた。残った1人は、すでに正直者ではなかった。

さあ、君の食事にも恐怖をかけよう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

首と体とは離れ離れ。
幸福の傍、磔にされ。

そして、僕といえば、
二度と地を踏むことさえない屍。

足を踏み入れた蓬莱の地に、僕らの楽園を夢見たのに!

ああ、僕らは、何も知らなかったんだ。
何もかもが嘘つきのこんな幻想郷(じごく)があることを。


ああ、何を違えてしまったのか?
僕らはきっと仲良く生きていけるはずだったのに!

ーせめて、君がいさえすれば...

そんな思いをかき消して。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ああ、きっと、ボクが、最後の勝者なのだ...。
愚か者どもの末路を、その正義の証として。

そして誰もいなくなる.....。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


前に


これは、心の最奥に刻み込む、墓標。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

疑いもせず、手に取る報い。
好奇心こそ、最大の敵よ。


(**、刻ま****だ、******。)


ひとり夜歩き、忍び寄る影。
幼さゆえに、気づけずにいたか。


(そう、刻ま****だ、ひと****。)


足掻くことさえ、試せぬほどに。
聡さとは、愚かさと同義か。


(そう、刻まれ***だ、ひとり***。)

 

恋の苦さ と 命の甘さ。
大人の味は油断大敵。


(そう、刻まれる*だ、ひとりひと*。)


一夜限りの、丑の刻参り。
警戒など、意味のない世界。


(そう、刻まれる**だ、ひとりひとり。)


最期にしては、粗食にすぎたか。
早起きにして、六文の得。


(**、*******、******。)

 


正直者が、馬鹿を見るのだ。

臆病者に、進む道なし。

 


(そう、刻まれるべきだ!ひとり、ひとり!)

 

ああ、何を、違えてしまったのか。
僕らはきっと仲良く、生きていけるはずだったのに。

ああせめて、君がいてくれたなら。
最後の”正直者”を信じられたかもしれないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

などと、馬鹿めが!
世迷いごとに沈め!

”正直者が、馬鹿を見る”


もしそれが世界の理(ルール)なら。

 


ああ!ボクこそが、真の、最後の勝者なのだ!


その真実を噛み締めて、今、楽園を後にして。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


墓標に刻んだ数だけ、

胸にこみ上げる、

勝利の余韻に、

 

 

嗤う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

つづく。かも。

墓標


「墓標 〜始まってしまった物語〜」

music:墓標
story:蓬莱人形

ほとんどアレンジしてないけど気にせずに。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

正直者たちの迷い込んだところは楽園か、それとも.....。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ある村に、八人の正直者たちがいた。その八人は、いつでも、行動を共にし、誰も嘘をつくことは無かったという。村人は、この八人だけ。

そして、いつの日にか、彼らは引越しを考えた。東の村に引越したのだが、そこにはこれといって有名なものもなく、ただただ退屈な毎日を過ごしているだけだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅰ.
そう、僕たちは正直村の八人の仲間たち。東の村は何もない。ああ、退屈だ。

そんな日々を過ごしていると、村でただ1人の少女が、ある桃の木の下に小さな穴を見つけたのだ。

「ねえねえ、この穴の奥に光があるよ?」

冒険心に体を任せた僕らは、その穴に飛び込んだ。そうして、僕らはこの楽園に迷い込んだのだ。


そして、僕はさっそく、人間をやめた。

 

楽園のとある森の中。最も好奇心の高い僕は、この妖しげな楽園に心を惹かれ、その森を歩き続けていた。

突然、目の前にピエロが現れたのだ。
そして、嬉しそうな笑顔を見せながら僕に美しい玉の枝を渡そうとしてきた。

訝しげに思いながら、僕はそれを受け取ろうとしたところ、一瞬で首と身体が離れた。

こうして、僕は二度と仲間には会えなくなったのだ。

残りの正直者は、7人。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅱ.
神社から、その様子を見ていた巫女は無感動な表情でつぶやいた。

「あら、あの子...人間でも妖怪でもないみたい?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅲ.
雨は止まず。さっき現れた巫女に、どこかついてこいと言われたような気がして、後に続いたのだが、気づいた時には巫女の姿は無かったのだ。

そうして雨の中から現れたのがあのピエロだ。僕はそのピエロに連れ去られ、僕らのところに戻ることは出来なかった。遠い暗闇に、永遠に閉じ込められて。

残りの正直者は、6人。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅳ.
その日の夜、僕らは外国風のパーティをやったんだ。でも、最も若い僕は、お酒を飲めなかった。とても、退屈だった。それゆえに、僕は館からこっそり抜け出した。

そして、雨の中から現れたピエロに、僕は息の根を切られた。もう二度と、退屈することはない。

残りの正直者は、5人。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅴ.
最も臆病で、足の速かった僕は、いち早くこの楽園から逃げ出そうとしていた。
何か、危険を察知したのだ。そして何より、怖かったのさ。これくらい予想していたことだけど、いくら走っても帰り道を見つけることは出来なかった。

僕は失望して、縄に首をかけた。
.....でも、この楽園からは逃げ出せなかったのだ。

そして僕は生まれ変わった。


残りの正直者?は、4人。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅵ.
目が覚めると、僕ら5人は暗闇にいたんだ。ある1人が言うには、僕らはピエロにさらわれたらしい。
4人は脆弱で幼稚で困難な脱出計画を立てていた。最も聡明な僕は、それを止めさせようとしたが、ついに口に出さなかった。
そして、とうとうその計画は成功したのだ。
僕は永遠に闇に取り残されることになった。そして、ある時、背後に気配を感じた。ただ身を任せていると、背中に熱いものが伝った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅶ.
僕らは見事に脱出したんだ。なんと賢いのだろうと思った。
誰もお互いを疑うことなんて考えたこともなかったのさ。

みんな正直者だったんだーー。
みんな仲良しだったんだーー。


ここは、本当に楽園なのだろうかーー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅸ.
僕らの住処である屋敷に戻っても、そこにはかつてあったような活気は消え去っていた。
いつも用意する食事も、いつの間にか半分になっていた。

ああ、正直者は半分に。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅹ.
午後はいつもティータイムと決めていた。いつもならただ苦いだけのコーヒーが、この日はどこか甘かった気がしたんだ。

ああ、まさかそれが、惚れ薬ーLove portionー入りだったとはね。

最も大人びた僕は、美しきピエロに恋し、幸せのままに眠りに落ちたんだ。

残りの正直者は、3人。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅺ.
ああ、僕は見てしまったんだ!仲間が、幸せに命を消していく姿を。
あれは自殺のはずがない。コーヒーは僕が適当に選んで部屋に配ったんだからな。
もう誰も信じられず、最も警戒心の強い僕は、自分の用意した食事以外は口にしなかった。
僕らは別々の部屋に寝た。2人のうち、ある1人を僕は疑っていた。

そうしていると、どこからかすぐ近くで釘を打つ音が聞こえてきたんだ。一体どっちの仕業だろうと恐怖に心を支配されていた。音に合わせ、僕の身体も痛み出した。まるで、五寸もある釘を打たれているように。

ああ、そうだ、忘れていた。

僕が、木に”打ちつけられて”いたんだった。どっちが打ちつけているのだろうか?

 


そして、最後の釘が、僕の眉間に当てられる。
そこには、予想通りの顔が見えた。

声を出す間も無く、光は完全に消え去った。

 


あと、二人。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ああ、君は余りにも腑抜けだったのだ!
正直者が馬鹿を見るということがわからないのか?
それとも、楽園に心を奪われて感覚が鈍ったか?
僕は、前みたいに仲良く楽しく暮らしたかっただけなのに。
一仕事終えた僕は”朝食”の準備をし、夜明けを待った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅻ.
最も早起きな僕の意識は、すでに虫の息だった。今朝のハムエッグに何か盛られていたのだな。なんて僕は馬鹿なんだろう?二人になるまですべてがわからなかったなんて。
全部あいつの仕業だったんだ。分かったときに殺しておくべきだった。

楽園に入ったとき、もう、引き返すには遅すぎたんだ。

そうして僕は暗黒にとらわれ、二度と起きることはなかったのさ。

ああ、一人?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
XIII.
あれから生まれ変わった僕は、昨日は強烈な睡魔に襲われた。頭が割れるように痛かったんだ。何も思い出せない。
なんてことだ。一人はコーヒーに毒、一人は木に打ちつけられ、一人は首をはねられていたなんて。

僕はイスと縄を用意して最後につぶやいた。
最後に死んだとしたら、コーヒーで死んだやつしかありえない。
つまり、そういうことなのか?

そういうことなのだろう。僕の夕食にも何か盛られていたようだ。

もう、どうでもいい。こんな嘘つきだらけの世に、未練などこれっぽっちもない。
僕は丈夫な縄を天井にかけ、高いイスを蹴った。

今度こそ、二度と体は地面に着くことはなかった。

正直者は、全員消えた。 .....?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は名も無き巫女。いつもこの楽園の管理をしているけれど、今日は一段と不思議なやつを見かけたわ。

楽園の奥にある廃屋敷から一人の少女が出てきたの。私はそれをどこかで見たような気がするのだけど...。それを思い出そうとするほどの元気はないのよねぇ...?

んで、その少女は私にぺこりと頭を下げて、大笑いしながら楽園の出口へ向かったわ。

そういえば、あの子は正直者たちで唯一の女の子だったわね。どうでもいいけど。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

楽園である幻想郷(げんそうきょう)では人間の数が8人ほど減り、7体が妖怪に持っていかれた。幻想郷は正直者を永遠に失った。

そんなことは、ただの数値の変化にしか過ぎないのだ。話題にすらならない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

つづく

カ-210号の嘆き(喩)

短いよー気にしないでよー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

己の醜さだけが、浮き彫りにされてーー。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

私は何もかもを知っている。

 

悪どい笑い声が山に響く。河童たちは、みな、悪びれているのだ。自分たちが、信じられているからこそ生きているのに、信じる者たちさえを見下している。

お前たち、河童どもがどんなに愚かで悪者、いや、悪党なのかを私はすべて知っている。自分たちに自惚れた、かくも虫の善い動物なのだ。もはや、隠す手立てはない。

皆、愚かしく笑っている。そんな矛盾を共にして、私は今日も孤独に生きる。
そうして、私は決めた。私は、人間の世界で生きることにした。例え人間がどんなに愚かでも、河童どもよりは賢いのだろう。そんな考えを抱いて、私は人里へ向かう。


ああ、彼女は知らなかったのだ。人間どもは、彼らよりもずっとーー。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は、河童どもの住処を出て、人里へ向かう。満月の夜、冷たい風が体を刺す。

ーーあの満月のように、明るく、幸せな毎日を過ごしてみたいなーー。

叶わぬ夢を、月にかけながら、私は里への道を歩いて行く。

同輩に失望し、故郷を捨て、河童というものすら捨て去り、人と共に生きていくことを選んだ私に、運命は笑うのだろうか?

 

 

それはまだ、誰も知らない。